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 データ仕様 

 

 特別な意味で使用されている記号は以下のとおりです。



データレコードの先頭にある四角記号は、見出語部の開始位置を示す。

■・

「四角記号と中黒記号」の4バイトは、用例の開始位置を示す。

 :

データレコード中において、1回目に出現する「半角スペース、半角コロン、半角スペース」の3バイトは、見出語部と定義部の区切りを示す。

用例において、「半角スペース、半角コロン、半角スペース」の3バイトは、英文と和訳の区切りを示す。

《例》

■test {n} : テスト、試験■・How'd the test go? : テストどうだった?◆How'dはHow didの略で、口語的表現。

補足説明の開始位置を示す。

{ }

漢字の読み仮名を示す。

入力例: 漢字{かんじ}

「私は漢字が苦手なので読み仮名を付けてほしい」という要望があったので、可能な限り読み仮名を入力しています。(すべての漢字に読み仮名が付けられているわけではありません)

[ ]

訳語フィールドにおいて、置き換えて使える語を示す。(例↓)

■gather intelligence : 情報を集める収集する

これは、「集める」と「収集する」を置き換えて使えるという意味です。つまり、「情報を集める」、「情報を収集する」という訳語が可能ということです。

置き換えて使える語が2個以上ある場合、ブラケット内において中黒で区切る。(例↓)

■gauge {他動} : 大きさ太さ・容量を測定する

 

~

半角の波形記号(ウェーブダッシュ)は、その位置に目的語が来ることを示す。(例↓)

send ~ as an attached file : 添付ファイルで〜を送る

ただし、見出語部の末尾においては ~ が省略されている。(PDICのポップアップ検索において文字列がマッチするようにするため)(例↓)

get information on : 〜に関する情報を得る

本来ならば 「get information on ~ : 〜に関する情報を得る」 と入力すべきですが、検索ソフトを考慮して、余計な文字はなるべく入れないようにしています。

 

《参考情報》 目的語が人間に限定される場合は someone と入力されている。(例↓)

give someone a ride : (乗り物などに)(人)を乗せてやる

 

見出語部の英語が何らかの目的語を取る場合、和訳部においては「なになに」の意味として全角の波形記号を用いる。

目的語が2個ある場合、2個目の目的語は、和訳部においてのみ三点リーダで示される。(見出語部では使用されない) (例↓)

■define ~ as : と定義する、だと考える

■replace ~ with : と交換する

本来ならば以下のように入力すべきところですが、検索ソフトを考慮して、余計な文字はなるべく入れないようにしています。

■define ~ as : と定義する、だと考える

■replace ~ with : と交換する

 

<→xxx>

検索ソフト「PDIC」のハイパーリンク機能に対応した書式。(例↓)

cut-off {名} : <→cutoff>

cut-out {名} : <→cutout>

PDICにおいて、この部分をクリックすると、見出語 xxx の訳語がポップアップ表示されます。

ダブルクリックすると見出語 xxx がWORD部(入力領域)へコピーされて、自動的に検索が行われます。

ただし、xxxという見出語が辞書に存在しない場合、「??? NOT LINKED ???」と表示されます。

【大学入試】

日本の受験産業界において、「大学入試に出る単語」と言われていることを示す。(例↓)

■abandon {名-1} : (中途で)あきらめること、訴訟の取り下げ、断念、中止

■abandon {名-2} : 遺棄、自己放棄、自暴自棄、放棄

■abandon : 【発音】эbae'ndэn、【@】アバンダン、アバンドン、【変化】《動》abandons | abandoning | abandoned、【レベル】5、【大学入試】

【発音】

発音記号によく似た文字を使って表されている。発音が2通り以上ある場合は、半角スラッシュで区切られている。(例↓)

■adopt : 【レベル】3、【発音】эdα'pt/эdo'pt、【@】アダプト、アドプト、【変化】《動》adopts | adopting | adopted、【分節】a・dopt
【発音!】

「発音に注意!」という意味。(例↓)

■ache : 【レベル】4、【発音!】e'ik、【@】エイク、【変化】《動》 aches | aching | ached

■anxious : 【レベル】2、【発音!】ae'η(k)∫эs、【@】アンクシャス、【分節】anx・ious

検索ソフトによっては、データコンバート時にこのビックリマークを消去してしまうものがあります。それに不服がある場合は、その検索ソフトの作者に申し立ててください。当方に文句や苦情をお伝えいただいても、どうしようもありません…。

【@】

「耳」の形を示すマーク。

「発音記号が読めないのでカタカナで示してほしい」という要望があったので、可能な限りカタカナ発音を付けました。
しかし、正しい発音を習得するためには、このようなカタカナに頼るべきではない、ということは言うまでもありません。

【変化】

変化形(複数形・活用形・比較級)のスペリングを示す。

【レベル】

単語のレベル。

 1 = 英語の基礎をなす必須単語

 2 = 日常生活で活躍する英単語

 3 = 楽しく会話がはずむ英単語

 4 = 読解の基礎を固める英単語

 5 = 大学受験前に覚える英単語

 6 = 検定試験に挑戦する英単語

 7 = 表現力を豊かにする英単語

 8 = 読解の自信を深める英単語

 9 = TOEIC高得点を狙う英単語

10 = 英文雑誌を楽しめる英単語

11 = 自分の視野を広げる英単語

12 = 世界をさらに広げる英単語

 

注記:   上記のレベルは、株式会社アルクのSVL(https://www.alc.co.jp/vocgram/article/svl/)です。当方が英辞郎の使用を許諾した株式会社アルクから「SVLのレベルを英辞郎に組み込んでほしい」との依頼がありました。当方から、「SVLのレベルを使いたい」とお願いしたのではありません。

 

 品詞ラベル、スピーチレベル、分野ラベルなどの例(下記が全てではありません)

{名} 名詞
{代} 代名詞
{形} 形容詞
{動} 動詞
{他動} 他動詞
{自動} 自動詞
{助} 助動詞
{句動} 句動詞
{副} 副詞
{接} 接続詞
{間} 間投詞
{前} 前置詞
{略} 略語
{組織} 組織名(会社名、団体名など)
【反】 反意語
【対】 対語
【名】 名詞形
【類】 類語
【動】 動詞形
【同】 同意語
《イ》 インターネット
《コ》 コンピュータ
《レ》 レターやEメールの文例
《医》 医学
《薬》 薬学
《化》 化学
〈米〉 アメリカ英語
〈英〉 イギリス英語
〈豪〉 オーストラリア英語
〈NZ〉 ニュージーランド英語
〈アイル〉 アイルランド方言
〈スコ〉 スコットランド方言
〈俗〉 俗語
〈米俗〉 アメリカの俗語
〈話〉 話し言葉(口語表現)
〈文〉 文語(書き言葉)
〈米話〉 アメリカの話し言葉(口語表現)
〈野球俗〉 野球で使われる俗語
〈米海軍俗〉 米海軍で使われる俗語
 

 注記

辞書データ中に出現する固有名詞は、実在のもの・人とは無関係です。

用例は、作者の思想を表すものではありません。


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